埼玉県日高市で農薬や肥料を使わずに自然の力を最大限に活かした農業をやっている「ののの農園」にお邪魔してきました。
ののの農園の園長かとうまさやは、私が日本の食の「地産地消」をテーマに活動していた震災前に、ある農家さんを訪ねていた時に知り合いました。当時から彼は「地元の日高市で農業をやりたい」と言っていて、それから全国の農家を回ったり、オーガニック食品店に勤めたり、研修をしながら農家修行を続けてきました。そしてついに今年、パートナーのいずみちゃんと一緒に念願の農園を当時の言葉通り、日高市でスタートさせたのです。久しぶりに会った彼は、農家の身体、農家の顔になってました。
彼は性格も表情もとても穏やかですが、かなり尖った農法で野菜を作っています。というのも、ののの農園は、無肥料、無農薬、しかも一般に流通している交配種と違って、固定種と呼ばれる種を使っているため、手間もかかり、大きさにもばらつきが出てしまいます。でもその代わりに、従来よりも持続可能な種と畑になり、何より大地と太陽など自然環境の恵みが凝縮されたような美味しい野菜になります。
私はお昼に、キュウリの浅漬け、枝豆の塩茹で、ズッキーニの炒め物をいただいたのですが、どれもシンプルな調理法で、とても美味しく、特にズッキーニは甘くて旨みもあり、本当に美味しかった。これが「本物のズッキーニの味なんだ」と驚くほどでした。
彼はブロガーでもあり毎日、農園のことだけでなく、環境問題や社会問題についても色々発言をしていて、いつも刺激を受けています。
ののの農園の園長かとうまさやは、私が日本の食の「地産地消」をテーマに活動していた震災前に、ある農家さんを訪ねていた時に知り合いました。彼は当時から「地元の日高市で農業をやりたい」と言っていて、ついに念願の農園をスタートさせたのです。 https://t.co/HXLEcISBld— 大芝健太郎 しばけん (@shibaken612) 30 June 2017
夏野菜の美味しい季節になってきました。ぜひ、ののの農園の夏野菜を食べてみてください。私のように一日農業体験なども受け入れてくれるので、興味のある人は訪ねてみるのもいいと思いますよ。詳しくはブログを見てみてください。