2016年11月28日月曜日

国民投票 住民投票 取材記録


取材履歴(写真は全て本人によるもの)


2012年
東京「原発」都民投票(直接請求)

「原発」の是非について公開討論。



大阪市「原発」住民投票(直接請求)

新潟「原発」県民投票(直接請求)

万代シティの署名集め、若い人の姿も。

新潟巻町「原発」住民投票

新潟県旧巻町の元町長笹口さんをお伺いした時の写真



リトアニア「原発」国民投票

投票日前。「投票に行きますか?」と聴きながら話を聞いてまわった。


2013年
ブルガリア「原発」国民投票

左が新規原発反対派のビラ。右は新規原発 推進派のもの。


スイス「高速道路料金改定」国民投票

年に4回行われるスイスの国民投票。投票箱の色が派手。



ドイツベルリン「電力網の再自治化」住民投票

電力網再自治化が圧倒的に多かったが、絶対得票率に届かず、無効に。

ドイツシェーナウ「シェーナウ電力との契約」住民投票

シェーナウ電力設立に尽力したスラーデク夫妻と。


2014年

三重県伊賀市「市庁舎整備」市民投票

最低投票率の50%に届かず無効に。最低投票率の設定で広がる「どうせダメ」感。


スコットランド「独立」国民投票
スコットランドのイギリスからの独立を問う住民投票あわや独立かと思われたが蓋を開けてみると45%の賛成票。投票日前日の広場を埋め尽くすグラスゴーの大会。



2015年
沖縄県与那国町「自衛隊基地建設」住民投票

すでに基地建設が始まってから行われた遅すぎる住民投票。


大阪市「都構想」住民投票

僅差で否決された大阪「都構想」。しかしこの住民投票で市民はこれからの大阪の未来について学び、そして決定した。

愛媛県八幡浜市「原発の再稼働」住民投票(直接請求)

市民の1/3が署名したにもかかわらず、住民投票は否決された。否決した議員は市民の声を聞かない議員。次の選挙で参考にすべき。

埼玉県所沢市「エアコン設置」住民投票

所沢市の隣にある入間基地の騒音のため窓が開けられない小学校へのエアコン設置を問う住民投票。賛成多数で一部小学校に設置が決まった。



2016年

アイルランド「同性婚」国民投票

世界初の同性婚の是非を問う国民投票、少数者の権利を問う直接投票は危険を伴うが、圧倒的多数で、認められた。

イギリス「EU離脱」国民投票

大方の予想を裏切り、イギリスはEU離脱の道を選んだ。不安と不平がいかに広まっているか。田舎と都会、若者お年寄り、得られる情報も抱えている状況もまったく違う。そこに橋を渡すように、双方が語りかけなければ状況は不安と不平はなくならない。







住民投票 国民投票以外




2015年
アメリカ 大統領選挙

全米で最初に当院集会が行われるアイオワ州にて演説をするヒラリー。


台湾 ひまわり革命





沖縄 高江ヘリパッド建設中の東村選挙

ヘリパッド基地建設、容認と反対の候補者の一騎打ち。結局容認する伊集氏に軍配が上がった。


2016年 11月28日 更新

2016年11月18日金曜日

うちの犬クーが亡くなりました。

うちの犬「クー」が今日亡くなった。


僕が中学2年生の時に妹に連れて来られた子犬。
うちには当時アリエルという犬がいたので、「二匹目はちょっと…」という感じだったのだけど、妹が「飼いたい」と言って泣いて聞かず、結局大芝家に仲間入りすることになった。生まれてすぐに捨てられたらしく、来たときは本当に小さかった。

妹は「クー」と名付けた。僕らは勝手に、当時流行っていた飲み物の「Qoo」にちなんでつけられたのかと思っていたのだが、最近妹から「くまのクー」だということを初めて聞かされて、長年の勘違いが発覚した。

小さかった「クー」だけど、どんどん大きくなって、どこまで大きくなるんだ?ってドキドキしていた。なにせ親も知らないし、犬種もわからない。「シェパードに似てるかも?」ていう話にもなって、大型犬になることも覚悟したけれど、中型サイズで成長が止まってホッとした。



クーにはお姉さんがいた。
アリエルとクーは対照的な性格だった。
アリエルはとても利口で、日本語を理解しているんじゃないかと思うほど、コミュニケーションをとることができた。一方クーは自分の名前すら理解していないのではないかという疑惑があるくらいだったけど、マイペースでそれもまたかわいかった。

アリエルは病気がちで、あまり元気なタイプではなかったけれど、クーが来てからは元気なクーと遊ぶこともよくあった。アリエルがあんなに長生きしたのはクーのお陰だったとぼくは思っている。


どこにでも僕らと一緒に行きたがるアリエルと違って、クーは車に乗るのが大嫌いだった。ベランダはクーの定位置。蝉やハチを見つけると追いかけて捕まえて食べたり、網戸を壊したり、サンダル食べたり、本当にあの限られたスペースで繫がれたまま、よくあんなにもおてんばできたなと感心するほどだった。

小さい時からずっと元気で、15歳になっても元気。クーは本当に年を取っているのか不思議なくらいだった。だけど一ヶ月くらい前から、ご飯をあまり食べなくなってきて、散歩に行くのも厳しくなって、歩けなくなってしまったのが4日前、それから立つこともできなくなってあっという間に今日、お母さんとぼくに見守られる中、ゆっくり意識が遠のいていくようにして亡くなってしまった。16歳と3ヶ月だった。

思えば、ぼくの人生の半分はクーちゃんがいつも家にいたわけで、クーのいない実家はなんだか想像できない。久しぶりに家に帰るとお父さんや、お母さんと一緒にクーの散歩に出かけた。ドイツから帰ってきた当初はドイツ語を話す相手が誰もいなかったので、散歩中にクーにドイツ語で話しかけたりしていた。クーは日本語は苦手だけど、ドイツ語ならいけるかもしれない。なんて笑。

友達にもかわいがってもらったね。

よく拾い食いしてたね。

2日前から食べることもできず、昨日の夜からいよいよ水も飲めなくなってしまって、いよいよその時が来てしまうのではないかってそんな予感がしていた。今日はクーを1人にしてはいけない気がして、ずっとそばで作業していた。今日は昼寝もクーの隣だった。

散歩連れてくの面倒臭いって思ったときもあったけど、いないとやっぱりさみしいよ。クーの匂いが好き。何にも考えてなさそうなところが好き笑。どれだけクーに癒されただろうか。思いっきり僕の大好きを受け入れてくれたね。大好きだよクー。今まで本当に楽しかった。

急遽駆けつけた妹が買って来たお花の隣でクーは二度と覚めない眠りの中にいる。静かに僕の隣にいる。明日になったら火葬場に連れていってもらう。一緒に居られるのはもう今だけ。今晩だけはクーの隣で寝ようと思う。

おやすみなさい。クーちゃん。
 アリエルと同じお墓に入れることになったよ。
久しぶりの再会になるね。

2016年10月27日木曜日

【動画】手際のいいホットドッグ屋さんが人気



ぼくは2013年、ブルガリアに一ヶ月ほど住んでいたんだけど、その時に見つけたホットドッグ屋さん。手際が良くて、思わず見とれてしまった。

あらためて、この動画だけで見るとどうってことないのだけど、
屋台や、市場、軽食屋で見かけるこういう、
大げさに言えば職人的な技とか、思わずほっこりしてしまう愛嬌とか。
そういうのに出会える瞬間が旅をしていてよかったなって思える一つの瞬間。

この動画、今月一番見られている動画になっていたので、ブログでも紹介。


2016年9月28日水曜日

ベルリンで幸せを感じる5つの瞬間

ベルリンにいると幸せを感じる瞬間が多い。


1, 街を歩けばアートにあたる




大いなる無駄。広がる発想。自由なんだよぼくたちは。表現してもいいのですよ。めいわくですか?そうですか。ぼくは抱きしめたい。全ての無駄を抱きしめたい。ベルリンはいいです。自転車も浮いてますから。
思えば、自転車ばっかり写真撮ってるな。自転車好きだからしょうがない。




2, 花と緑、公園のある生活。





ドイツ人は基本的に自然が大好き、花も緑も公園もなくてはならないもの。日本人には、あったらいいものというような感じがします。ブランテンブルク門のある観光地を囲む、ティアガルテンはちょっとした森。植物の多様性は日本には到底およばないけど、緑を見る機会は圧倒的に多い。

3, 人種、時代、が交錯して共生している。

ロンドン程ではないですが、ベルリンも他民族都市。ロンドンに増して、東と西に別れていた時代があり、廃墟も廃墟のまま活用されていて、時代倒錯も味わえる。多様性を言葉にしたらベルリンと言える。歴史ある都市であり、歴史に翻弄され、破壊され、再構築している、まさに今、動いているそういう都市。一番面白い時期はもう終わったと思うけど、まだまだここにいるとそういう時代と人のエネルギーの大きなうねりの中にいることを実感出来る。

4, Organic Fairtrade Vegetarian Antinuclear Friendly.

"Bio" とは、日本でいう、有機、オーガニックという意味なんだけど、それが、町中で見られる。 もはや珍しくなくて、写真すら撮らないんだけど(この写真はハイデルベルクの)、日本では高級品の感覚だけど、こちらでは日常で普通に買える値段。レストランには必ず、ベジタリアンメニューがある。フェアトレードや、Local prodductsも。僕にとって、生きたい社会、目指している未来が明確な僕にはこういう店や、商品に囲まれることは何よりも幸せ。

ちなみにベルリンは "HappyCow" というサイトで世界一Vegan Friendlyな都市に選ばれているくらいそういう店が多い。

脱原発を目指す姿勢も、最低賃金の設定も、難民を受け入れる姿勢も(これはあまり、国民からは評価されていないけど)、どこをとっても、素晴らしい社会デザインだと思う。日本では政治や選挙でストレスを感じることが多いけど、ベルリンにいると幸せを感じることが多い、先週のベルリン選挙では、SPD(ドイツ社会民主党)と緑の党などが与党を担うことになったし。瓶やペットボトルのリサイクルは徹底されているし。

5, ビールとワインの安さ、そして飲み放題がない。

スーパーでビールを買えば、美味しいビールが500mlで1ユーロほど。130円くらい。
ワインだって、オーガニックなのに、4ユーロ約500円とか。昔よりは、だいぶ飲まなくなったけど、ちょっと飲みたいなって思った時にこの値段で飲めるのはとても嬉しい。そして、飲み放題なんておかしな仕組みはドイツにはない。飲みたい人が飲みたい分だけ払う。当然なこと。日本は飲み会に参加するには、飲み放題がセットになっていることが多くて、無駄が多いけど、こっちではちょっとした集まりに参加しても、飲みたい分だけ払えばいい。

まとめ
ぼくの旅はドイツで終わるかもしれない。
そんなことをベルリンで思っている。